【11.07.24】 駿府公園にて
浜岡原発の永久停止・廃炉を求める静岡県大集会
2011/07/23、静岡県駿府公園で開かれた「浜岡原発の永久停止・廃炉を求める静岡県大集会」へ尾張旭駅を朝8時に出発して出かけてきました。赤旗読者の方々と観光バスで30人ほど。
主催者発表では、参加人数は5000人を超えたと言っていましたが、もっといたように思えます。
駿府公園のお堀からデモ行進を撮影。最近はデモ行進ではなく、パレードとも言うらしい。
NHKの静岡放送局の前も通過。でも報道しないNHK。
集会の前日、中部電力は「浜岡原子力発電所における津波対策について」を発表しました。防波壁の高さをあげるなどで、事業費は1000億円を見込んでいるとか。
でもね。津波だけが問題になっているのではなく、東海大地震の震源域の真上に立っているのだから、地盤そのものが崩れる可能性があるんでしょ?そんな場所に建てたこと自体がそもそもの間違いです。
フランスではこれからも原発を続けるそうですが世論調査では過半数が原発廃止。フランス政府は、日本のような地震国ではないからフランスでは大丈夫だと弁明しているらしい。
被災地でも小中学校は夏休みに入り、1学期で引っ越す子どもたちが大勢いると、テレビで知りました。理不尽な話を、子どもたちはどう感じているのだろうと思うと本当に心が痛みます。二度と繰り返させないために、エネルギー政策の転換、原発に頼らず自然エネルギーに依拠する政策に舵を切るべきです。
集会の帰路、浜岡原発の原子力館を見学してきました。要するに、原発の安全性をピーアールする施設で入場無料。本当に安全なら、こんな施設はいらないのでは?と思いながらブラブラと見学。愛知からバスで参加したグループのほとんどが立ち寄ることにしたのか、大混雑でした。