【20.03.31】2回目のコロナ申し入れ
新型コロナウイルス(COVID-19)対策についての申し入れ(第2号)
2020年3月30日
尾張旭市長 森 和実 殿
日本共産党 尾張旭市議団 代表 川村つよし
新型コロナウイルス感染の拡大が深刻さを増す中、市長におかれては、市民の生活と健康を守るために日々ご尽力いただいていることに敬意を表します。
隣接する長久手市や瀬戸市でも感染者が認知されるなどの影響で、4月1日から予定していた公共施設の再開も延期されるに至りました。新型コロナウイルスの影響は、1年以上にわたり長期化するとの予測もあるため、感染拡大を防ぎながら、市民生活への影響を軽減してゆく対策が急がれます。3月5日に申し入れたものに加え、以下の対策を検討するよう求めます。
記
1.小規模補修工事を市内業者に発注し仕事を増やすこと
住宅などのリフォーム工事については、商談さえできない状態になっていると聞いている。そのような業者の仕事の確保を目的として、この際、市内公共施設の内装などを全て補修してしまうぐらいのつもりで、市内業者に補修工事を発注し、仕事を作ること。
維持補修費用は通常、国県補助がほとんど見込めないものであることから、国の意向を考慮せずに進めることが可能と思われる。また、通常時であれば補修する部屋の使用を一時的に中止しなければできないような補修工事も、閉館中であれば実施しやすいと思われる。
2.舞台・音楽などの芸術を生業とする方たちへの支援策を講じること
舞台・音楽などの芸術を生業とする方たちは、出演する場を失ってしまった方が多いと思われることから、在住の音楽関係者、舞台関係者の意見も取り入れたうえで、GCTVやラジオサンキューなどとも協力し、在住の芸術家・パフォーマーを紹介する番組の制作、コロナ鎮静化後の公演周知の協力など、支援策を検討すること。文化芸術活動の存続を目的に、文化振興基金の思い切った活用を検討すること。
3.図書館の再開
大府市の公立図書館である、おおぶ文化交流の杜図書館は、感染拡大防止策を講じながら貸し出しを継続している。尾張旭市立図書館でも、セルフ貸出機を積極的に活用することで貸し出しの再開を検討すること。
4.屋外の体操サークル活動・ウオーキングの推奨
屋内で行う筋トレ教室などのサークルも休止状態になっているが、軽い運動は健康維持のためにも必要であるため、屋外での体操サークルなどの設立や支援を促すこと。